2018年2月27日火曜日

脱サラ、フリーランスの末路がタダの転売屋

「過去の実績を全く使わない」は不利


会社を辞めて新たな一歩。フリーランスデビュー。それでも過去の実績は積極的に活用するべきという話を知人のエピソードを元に紹介します。
友人に超一流企業から脱サラして現在、フリーランスで仕事をしている人がいます。
彼は元エンジニアでしたが、もっと人と関わる仕事がしたいという思いから辞表を出しフリーランスになりました。

ゼロスタートは茨の道

始めたことはマーケティングのコンサルタント事業。
元エンジニアの彼にとって、ビジネスマーケティングの分野はいわば素人です。
それでも自信があったのはたくさんのビジネス書を読み、そのビジネス書からモチベーションを高められていたからです。
でも、自分にもできる!という気持ちは木端微塵に打ち砕かれます。

多くのビジネス書は「モチベーションを上げるための快楽」を与えるエンターテインメント

ビジネス書を読むと自分にもできる!と思えるようになります。
だれでもできる!という切り口で本が売られているのは、誰にでも買ってもらいたいからです。更に言えば、書店で1,000円や2,000円で売っている知識で1時間5,000円のコンサルタントをするなんて虫が良すぎるのです。

全く客がつかずに貯金が底をつきました

その頃になってようやく私のところに事務所に相談に来られました。
ちなみにクライエントとしてではなく、一知人として。
なぜ、もっと早く手を打てなかったのか?
それは、「コンサルタント」と名乗っている以上、自分が人に相談するなんてプライドが許さなかった。そんなことが知られたら商売にならない。そんな気持ちからだったのかもしれません。

なぜ、今までの実績を使わない?

エンジニアという仕事が合わなかった。嫌だった。やりたくないから辞めたのに、今までの実績を使うなんて、また、元に戻るようで無理です。
何もエンジニアに戻った方が良いと言ってるわけではありません。
まずは、エンジニア向けにコンサルタントをすることもできるのでは?という提案でした。
彼の気持ちはわかる。でも、自分の強み、実績を全て捨てて、丸腰の素手でビジネスをしても誰も相手にしてくれない。せめて、今の自分のやりたい方向にその実績をアレンジして使ってみたらどうだろう?と言いたかったのだけど、伝わりませんでした。

30代、とりわけ40代以後のフリーランスデビューは過去の実績を使ったほうが絶対にいい。何かしらやってきたという時間と労力があるはずです。
過去の実績と未来の目標にジャンル的な隔たりがあったとしても、まずは過去の実績を使いながら、未来の目標にフィットするように進むべきだと思います。

結局、丸腰でできることは?

実績も、資格もなく、丸腰でできることは限られています。そういうものは参入が簡単だから多くの人の中で勝たねばならなくなり、長期戦か、薄利になることでしょう。
結局、彼は、それでも自分の過去の実績を使うことなく、今、何をやっているのかというと・・・
amazonでヤフオクより安く売られている商品を見つけて出品するというアプリを使いながらその差額でお金を稼いでいます。
それが、やりたくてフリーランスになったのだろうか?ダメだとは言いませんが、結局のところ、ただ、会社を辞めたかったというだけだったのかもしれません。

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